グロームス腫瘍⑥
ドラマで見たことのある清潔区域、
たくさんの手術室への扉。
おおーっ!!!かっこいい!
シャワーハットみたいのつけて、いざ出陣!
手術台に乗ると
麻酔科の先生がきさくに話しかけてくれた。
明るくててきぱきしてて、素敵!
注射も痛くない!!!!
指への注射も肩への注射もチク!とするだけ、
良かったー!!
でも、何度か麻酔科医さんが
「ん?あれぇ!!?」
「どれだ?トウコツ神経は、、あれ?」
とか言っちゃうのには、恐怖が倍増。
まさか、麻酔効かないまま手術になったらどうしよう とか、 まだ指動かせちゃうよー 大丈夫なのー と、不安でたまらなかった。。
電気を流したりして
麻酔が効いているのを確認して、何度も確認してもらってから、
手術開始!
良かったーー\(^_^)/まったく感覚ないよ。
さわられているのかも、腕があるのかないのかも
わからない‼
手術の拡大図?マイクロ顕微鏡?画像がモニターにうつされているのでがん見!!
ぐろいけど、見ちゃう!
メス切れ味いいなー
皮下組織だー!!うわー
血はでないんだー
ほじるんだー
原始的ー
先生がんばってー
先生グロームス腫瘍勉強してくれてありがとう‼
と学生時代の先生にまでおもいを馳せながら、
モニターを見ていると、
爪の生え際の下から
透明ピンクの腫瘍が!!!
「あった!これこれ」と先生。
見つけてくれて、ありがとうございます。
勉強してくれて、ありがとうございます。
感謝止まらない。。
あんなにもわたしを苦しめたにっくきグロームス腫瘍は、意外すぎるくらい小さなピンクの腫瘍でした。
イメージでは斧みたいのがずっと爪の近くにはさまっている様な恐い恐いものなのに、
こんなに小さいなんて不思議。
釣り針みたいのでうまいこと縫っていただいて、
無事閉創。
術後、先生のイケメンっぷりがますます増していて、
感謝の気持ちと共にがん見しちゃいました笑。